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Instagram運用~ホテル業界編~
旅行や宿泊先を選ぶ際の主な手段として、SNSは強力な情報収集ツールであるといえます。
特に、Instagramにおいては写真や動画といった視覚的な情報が中心のSNSであるため、旅先での美しい写真や宿泊先でのリアルな体験、魅力を共有・参考にしやすく、旅行や宿泊といったジャンルはInstagramと非常に相性が良いとされています。
この記事では、ホテルアカウントがInstagramを活用する重要性やリーチを伸ばすコツを参考事例と合わせてご紹介していきます!
〈ホテル業界におけるInstagramの重要性〉
画像や動画での発信力が強いInstagramでは、ホテルの特徴やサービスを訴求しやすく、非常に相性の良いSNSであるため、ホテル業界で公式Instagramアカウントを立ち上げる例が増加しています。
また、旅行先やホテルなどの宿泊先を検討する際のユーザーの動向として、SNSで情報収集→気になったところはネットで検索→価格やアクセスなど検討→予約といった流れが多く、ホテル業界にとって認知獲得や予約検討のきっかけづくりとして、Instagramを運用することは重要であるといえます。
〈ホテルアカウントがリーチを伸ばすためには〉
ブランディングを重視したコンテンツの発信
Instagramは写真や動画に統一感を持たせて発信することで、ブランドの世界観を明確に表現することが可能です。
「カジュアルなホテルか」「ラグジュアリーなホテルか」などホテルの特徴やポジショニングをしっかり把握した上でどういう投稿の見せ方をしていくか固めることで、よりターゲットに届きやすく、成果に繋がります。
季節やイベントに合わせたコンテンツの発信
ホテルアカウントでは、季節限定の宿泊プランやメニュー、ホテルイベント情報など発信できるコンテンツが豊富であり、特に、限定情報はユーザーにとっても興味関心が高まりやすくなるため、積極的に季節感を取り入れた投稿をしていきましょう。例えば、「アフタヌーンティー」や夏休み・冬休み・GWなどの長期休暇に合わせた訴求は反応が高くなる傾向があります。
ホテル周辺コンテンツの活用
ホテルの情報だけでは、投稿する画像や発信する内容に限界がきてしまいます。そこで、よりホテルを検討するきっかけとなる、周辺の観光スポットやレストラン、ショッピングエリアなど、ローカルの魅力を伝えるコンテンツを発信することで、アカウントが充実し、そのホテルならではの付加価値を付けることができます。
また、ホテル情報の発信のみだと、そのホテルを知っている人やホテルを探している人にしかリーチされませんが、観光情報など含めることで旅行先を検討しているユーザーにも届きやすくなり、後の宿泊先候補にも挙がる可能性が出てきます。
インフルエンサーの活用
旅行や宿泊に特化した有名なインフルエンサーやその地域で影響力のある人物とコラボレーションすることで、ホテルアカウントへのリーチや新しいフォロワーの獲得に繋がりやすくなります。
インフルエンサーをホテルに招待し、ホテルでの過ごし方や特徴を写真や動画、テキストで発信してもらうことで、短期間で多くの人に知ってもらうことが可能となります。
特別なプロモーションの告知
Instagramアカウントだけの限定的な特典や割引、イベントの告知も効果的です。アカウントをフォローするメリットをしっかりとフォロワーに提示してあげることは、質の高いファンを抱え込むことに繋がります。フォロワーにとって魅力的なプロモーションを定期的に打ち出すことで、フォロワーからのリーチを拡大する一因となり、それがInstagramのアルゴリズム上では、アカウント評価にも繋がるため、フォロワー外からのリーチも見込めます。
〈ホテルアカウントのInstagram成功事例3選〉
上記のリーチを伸ばすコツを押さえ、ホテルの世界観も分かりやすく上手に運用しているホテルアカウントを3つご紹介します。
アマン東京
まず紹介するアカウントは、フォロワー数10.9万人(2023年12月時点)を抱えている「アマン東京」です。
このアカウントは、東京の中心地に位置し、大手町タワーの最上階にある日本の伝統文化を感じられる高級ホテルです。Instagramの投稿においても、和や高級感を意識した世界観で統一された投稿が見られます。
また、アカウントの特徴として、プロフィール文は全て英語、キャプションやハッシュタグも英語表記が先行し、後に日本語が続くような構成となっており、国外に向けた発信にも力を入れていることが伺えます。
THE CELESTINE HOTELS【公式】
次に紹介するアカウントは、フォロワー数2.7万人(2023年12月時点)を抱えている「THE CELESTIN HOTELS」です。
このアカウントは、東京や京都に展開されている「ホテル ザ セレスティン」の情報を集約して発信しているブランド公式アカウントとなっています。
投稿内容では、各地にあるホテルの施設紹介に加え、季節限定のメニューや周辺観光情報を画像内にテキストデザインを交えて紹介しているのが特徴です。
また、定期的にフォロワー限定のキャンペーンを実施したり、ユーザーがタグ付けした投稿を紹介する「ホテル体験談」を定期的に紹介し、フォロワーを飽きさせない工夫が見えます。
ヒルトン東京
最後に紹介するアカウントは、フォロワー数2.5万人(2023年12月時点)を抱えている「Tヒルトン東京」です。
このアカウントでは、投稿ジャンルに一貫性を持って運用しており、「ホテルビュッフェ」や「アフタヌーンティー」などの写真映えするようなお食事メニューをメインに投稿しています。写真のインパクトはもちろん、宿泊以外での利用も積極的に訴求していくことでランチやお茶、ディナー目的のユーザーにもリーチできるのがポイントです。
ホテルの強みや他とは違うコンテンツに絞って運用することもリーチを上げるためのコツといえるでしょう。
〈まとめ〉
いかがでしたでしょうか。
今回はホテル業界におけるInstagramのリーチの伸ばし方についてご紹介しました。
ホテルによって特徴や訴求ポイントが様々あるので、ユーザーがどんな内容に興味関心を持っているのか、自社の一押しポイントを把握して日々検証していくことが重要です。
当社GLAPentertainment(グラップエンターテイメント)では、様々なジャンルの企業様の目的に合わせて、最適なプランニングによるSNS運用を行っています。
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